​突然、内容証明や電話で慰謝料請求された
​その時、あなたはどのように対処すべきか
​数百件の慰謝料トラブルを解決した弁護士が経験に基づき徹底解説します
​第1回

​1 相場以上の慰謝料を支払う必要はありません

突然、慰謝料を請求されて驚いておられると思います。

 

今まで数百件の慰謝料事件に関わってきましたが、多くの方が皆さんと同様の不安を感じています。

 

そもそも、「何もしていないのに慰謝料を請求された」という方は慰謝料を支払う必要はありません。

 

ただ、「肉体関係までには至っていないが、それに近い行為はあった。」「肉体関係を持ってしまった。」という方は相手方に損害が発生しており、いくらかの慰謝料の支払義務が発生している可能性があります。

ただ、なかには相場からかけ離れた高額の慰謝料を支払ってしまう方もおられます。

 

「裁判されるかもしれないから不安」「早く解決したい」といった理由から高額の慰謝料支払いに応じられるようです。

その対応自体は必ずしも否定しませんが、少なくとも「慰謝料を支払う前に私に相談して欲しかった。」というのが弁護士としての本音です。

 

相談していだければ、訴訟リスクを可能な限り下げた上で、慰謝料の減額や早期解決に成功していた可能性は十分あります。

 

確かに、不倫によって他人を傷つけたことは事実かもしれませんが、自身の行った行為に見合った責任以上の責任を負う必要はありません。正しい責任のとり方があるはずです。

​2 あなたにも言い分(反論)が必ずあるはずです

あなたは不倫をしたのかもしれません。しかし、100%あなただけが悪いのでしょうか?

当たり前のことですが、不倫は1人ではできません。必ず不倫相手が存在します。あなたと不倫相手が「2人」で、不倫相手の妻(夫)に辛い思いをさせた(精神的損害を与えた)ということになります。

 

もっとも、経験上、慰謝料請求する人は不倫をした自分の夫(妻)ではなく、その不倫相手(あなた)にだけ請求する人が多いです。

なぜなら、不倫をした夫(妻)と離婚しない場合、結局家計は1つなので、不倫をした夫(妻)から慰謝料をもらっても、夫婦間でお金が移動しているだけで無意味だからです。

 

このような請求も法律上問題ありませんが、感情的には不公平だと思いませんか?

 

「私の不倫相手にも責任があるんじゃない?」と感じたと思いますが、そのとおりです。

この不公平に感じた点は「共同不法行為」「求償権」(これらの意味は後ほど解説します。)といった用語を用いて法的に説明することができますが、「なんとなくおかしい」と感じる点を、法律的に意味のある反論に組み立てることも弁護士の仕事の1つです。

レイオス法律事務所にご相談いただければ、あなたの言い分(反論)が法律的に正しい主張かどうか説明させていただきます。また弁護士から他にどのような反論をすべきかアドバイスも行います。

言い分(反論)の具体的内容については第7回「示談交渉の方法」で詳しく解説します。

 
 
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